
みなさんはポイント払いや年払い、チャージした時の金額ってどのように家計簿に記入していますか?
今の時代、現金以外の支払い方法が増えました。
そのため、家計簿の記入方法も余計にややこしくなった気がします。
ポイント払いは収入とは別だから計上しないでおくべき?
チャージした時はチャージ時点で家計簿に計上するべき?
クレカ払いや年払いした時はどーしたらいいんだろう?
このように、私はポイント払い、チャージ、クレカの年払いの記入方法で頭を悩ませていました。
これらの支払いの計上方法をいろいろ試した結果、一番管理しやすく節約効果も高い記入方法にたどりつきました!
なのでいま私がやっている、ポイント払い・チャージ・年払いの記入方法について紹介していきます。
ポイントは使用した時点で副収入として計上する

ポイントは月末に使用額をまとめて支出から引く
ポイントは買い物時に付与されたものだけでなく、アプリでクリックや動画閲覧でお小遣い稼ぎもしています。
そのため、私の中でポイント=副収入と捉えています。
さらに、最近のポイントはスマホ決済アプリでスーパーやコンビニ・ドラッグストアなど、いつもの買い物で使えるようになったため、現金とほとんど変わりません。
とはいえポイントは期限切れでなくなるものもあり、使わなければ資産にならないものなので通常の収入とは違います。
だからポイントはゲットした時点で副収入とするのではなく、使った時点で副収入として計上します。
ポイント使用時には現金も併用することがあるので、とりあえず家計簿に記入する時はポイント払い分は考えずに支出項目を埋めていきます。
そして月末に家計簿を締める時に総支出額を出してから、1ヶ月分のポイント使用額をまとめてマイナスします。
この方法にすると、買い物をした商品の金額から使ったポイントを引いて家計簿に記載するよりも、節約効果が高くなり貯金額が増えました。
節約効果が高まった理由はこの3つが考えられます。
節約効果が高くなる理由
- 毎月の支出額(※ポイント払いをした食費や日用品費など)がいくら掛かるのか把握しやすいので家計簿の見直しがしやすい
- ポイントを使用していても一旦は現金と同じように計上しなければならないため、予算を意識して買い物できる
- ポイント=無料で何かを買えるという意識じゃなくなるので、余計なものを買うことがない

ポイントで買ったものを家計簿に記載していない時は、「ポイント=無料で何かを買える!」だったので、必要のない贅沢品やお菓子などを買ってしまってました。
だからポイント使用分が貯金額に回せることはありませんでした。
また、食費や日用品費にポイント使った際は、食費や日用品費の予算を立てる時にせっかく付けた家計簿が参考にならなくて家計簿の意味がなくなってしまいました。
だけど月末にまとめてポイント払いを総支出から引くようにしたら、無駄な買い物もしなくなり、家計簿の見直しもしやすくなりました。
毎月の出費がいくら掛かっていて、ポイントでどれだけ得を出来たかが一目瞭然です。
おかげで毎月5,000円~10,000円分のポイント使用額を貯金額に回すことが出来るようになったのです。

クーポン割引額は家計簿に記載しない
ポイントと少し似たところのあるクーポンについては家計簿に記載しません。
クーポンを使って割引された後の商品の値段を家計簿に記載します。
クーポンはポイントと違って貯めるものではなく、お店側の好意で発行されるものですし、期限も使用できる商品や店舗も限られています。
クーポンを使用して商品を買うことは、スーパーの特売デーで安くなった商品を買うのと同じと考えています。
だからポイントのように、○○円分がクーポンで割引された、という記入の仕方はしません。

年払いしたものは月で割って家計簿に記入する
年払いしたものは月で割って家計簿に記入するようにしています。
理由は、まとめて払った月と、支払っていない月で節約意識が違ってきてしまうからです。
まとめて払った月は予算を大幅に上回ってしまうことになり、「今月もうこれくらいしか使えない」と、無理な節約をしてしまいます。
逆に払っていない月は「今月はこれだけ予算がある」と思って節約意識がゆるくなります。
この節約意識の差をなくすため、年払いしたものは12ヶ月で割って毎月の家計簿に記入することに決めました。
おかげで月によって予算が狂うことが減り、家計管理がしやすくなりました。
ちなみに2ヶ月に1回請求が来る水道代も月で割って1ヶ月分ずつで家計簿に記載しています。

通帳残高を確認したいがために家計簿を付けている場合は、年払いした時点で月割りすることはしないほうが良いでしょう。
翌月から年払い分を月で割った額を貯金して、来年から月で割って家計簿をつけるように立て直すことをおすすめします。
チャージ式の支出は、チャージ時ではなく使用時に家計簿に計上する

チャージ支払いは使った時点で家計簿に項目ごと記入
まとまった金額をカードやアプリにチャージする時の支出額も、家計簿をつける上で厄介なものですよね。
私の場合、チャージした時は家計簿に支出としてつけず、チャージ支払いをした分を家計簿に計上するようにしています。
チャージした額を家計簿に計上してしまうと、チャージ支払いする際に予算から支出している意識が薄まり、無駄な買い物をしてしまいます。
また、チャージ自体を予算項目にしてしまうと「何を買ったんだっけ…?」と、使用不明金が発生するため、予算が狂うことも多くなります。
チャージ式の支払いでも、支払った項目の予算から引くことをおすすめします。
私が主に使っているチャージ式の支出は交通費(※Suicaなど)です。
なのでいちいち掛かった交通費を調べて家計簿に計上しています。
手間はかかりますが、こうすることで毎月いくらくらいの交通費が掛かっているのか把握することが出来ます。
さらに使用時に家計簿をつけるようになると、駅でお菓子を買うことが減りました。

通帳残高を確認したいがために家計簿を付けている場合は、チャージした額はその都度記載して予算から引いたほうが良いと思います。
そこから何に使ったかをしっかり記載して管理することをおすすめします。
家計簿を付ける目的は節約のため!節約意識が高まる記入方法を

節約効果が高まる家計簿のつけ方は使用不明金を作らないこと
みなさんはどういった目的で家計簿をつけているのでしょうか?
やっぱり大半は節約のためだと思います。
節約のために家計簿をつけるのであれば、節約意識が高まる記入方法をすることが大切です。
家計簿で節約意識を高めるためには「何にいくら使ったか把握すること」が必要です。
何にいくら使ったかが明確な家計簿を見直すことによって、必要なものと不要なものが買い物時に判断しやすくなります。

こうやって把握するだけで節約意識は自然と身につき、少ない収入でも貯金額を増やすことが出来ました。